2019-12-31

2019年振り返り

あっという間に終わってしまった2019年。
早すぎて今年の出来事がパッと思い出せなくて、メモのつもりで振り返ってみようと思います。

竹の茶室 帰庵@Manhattan Beach

ロサンゼルスで、竹の茶室 帰庵を京都から迎えてギャラリーとビーチでの茶会ワークショップのお手伝いをしました。特にビーチでの帰庵は、波の音、潮風の香り、鳥の声、刻々と色を変える空、その中でいただくお茶。自然の中に溶け込んでしまう感覚。本当に美しかったです。

新・日本の美意識@阪急百貨店うめだ本店

着物で歌舞伎の楽しみ方(レクチャー)
歌舞伎のいろは(トークショー)
今どき、手ぬぐい活用法(ワークショップ)
をやらせていただきました。

期間中、読売新聞の私の連載の読者の方、掲載した企業の方も来てくださったり。なかなか読者の方と直接お話する機会がないので、とても嬉しかったです。参加者の方が「君野さんの本を読んで、こんな着物って楽しいんだ。こういう風に楽しんでいいんだ!と、着物を着るようになりました」と言ってくださいました。「着物の着方や技術的なことではなく、着物を着ることで、その先に広がる楽しい世界を知ってもらいたい」それが私が最初に本を作りたいと思った理由でした。その気持ちがこうして伝わっていたんだな…と、とても嬉しい気持ちになったことを思い出します。

つまみ細工ワークショップ@ハンズEXPOカフェ

京都からSaryuさんをお呼びして、銀座のハンズExpoカフェでつまみ細工を作るワークショップを企画、プロデュースしました。難しそうで、意外に参加者のみなさんが上手で、素敵なつまみ細工ができました。
この日はすでに外では散ってしまった桜が、カフェの真ん中に大きな桜の木がいけられていて、日本の春を感じました。
ハンズExpoカフェさんでは、今まで何度もワークショップや、出版記念イベントをやらせていただいたりした思い出深い場所なのですが、もうすぐリニューアルのため閉店になるそうです。銀座では穴場的なカフェだと思うのですが、とっても残念です。

公開商品企画会議のその後 Mission Vol.2 
試作和菓子を味わい、茶香服を遊びたおせ@京都・塩芳軒

第2回目となった、京都の老舗和菓子屋、塩芳軒さんの商品開発企画のファシリテーターをやらせていただきました。夏越の祓だったので、みんなで水無月をいただいて厄落とし、茶香服で真剣勝負、最後は丹山酒造さんの日本酒と塩芳軒さんのスペシャルな和菓子3種をいただいて、とっても濃いぃ3時間でした。これは第3回を開催して、日本酒に合う和菓子を発売までこぎつけたいです。

2冊の新刊の出版

「歌舞伎のはじめて案内手帖」(二見書房)
「日英対訳 日本人の暮らしを彩る和雑貨」(IBCパブリッシング)

2冊ほぼ同時に出版しました。
まさかの同時進行だったので、今年は1、2月に取材や撮影、7−9月は必死に原稿を書いていました。この2冊に力を尽くした2019年でした。

結構、きつかったけど、頑張った自分にご褒美・・ってことで、秋には一人旅に出ました。ヴィネチア、フィレンツェ、サントリーニ島(ギリシャ)、ロンドンへひとり旅に出ました。この旅行記はあらためて。

その他のお仕事

表立って営業したり募集したりしていないので特筆しませんが、
個人のパーソナルブランディングのコンサル
海外向けに企業のコンサル
も続けております。

読売新聞、夕刊の連載「ごほうび」も、今年で10年になりました。

今年も3ヶ月に1回のペースで、計4回くらいのペースで帰国しました。
母が年老いてきて、海外で生活している身としては、仕事のあり方を考えさせられる1年でした。どういうバランスでやっていけばいいのか、まだはっきり「こうしよう!」と答えは出ないけれど、フリーランスは50代になると、みんな一度立ち止まって考えるらしいので、もう少し悩んでみようと思います!

ということで、2019年も明日で終わり。
今年もたいへんお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!

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