2015-04-07
NY④-Power of Design exhibition(Display)
Broadwayにいることを忘れてしまいそうな美しい茶室での展示会でした。
今回の展示会では、Curator/Producerとしてコンセプト作り、商品セレクト、ディスプレイにいたるまで、
関わらせていただきました。
今回は着物を着るものとしてだけでなく、アメリカの方の生活の中で、着物の
素晴らしい「デザイン」を身近に楽しんでいただきたいというコンセプトにしました。
「着物は素晴らしいので着てください」というのは簡単ですが、日本人でも着物離れしているのに、
なんとも、そういうの押し付けがましいというか、違うように思うのです。
もちろん、着られる方にはどんどん着ていただきたいし、私たち日本人が、どのように着るかも
もちろん、お伝えはしますが(ここは今の時代、相手は日本人でも外国人でも同じですね)、
実際は自由に着ていただくしかないのです。
アメリカには、着物をローブとして着る人はたくさんいますし、「えーーー!?」と思う方もいる
でしょうが、着るモノである以上、それも良しなのです。
ただ、「着物っていいでしょ?」だけではない「何がいいのか?」をちゃんとお伝えできるように
していきたいと思っています。
今回は「着るモノ」より「インテリアとして着物を楽しんでいただく」ことに重点を
置きました。当然、いろんな制約がある中で、でしたが、本当に良い経験をさせていただきました。
そして、来ていただいた皆さんにお褒めのお言葉をいただいて、そんな幸せはありませんでした。
展示について、細かいことを書くとキリがないので(笑)、展示の一部を見ていただければと思います。
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